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本質から才能を使う

訪問介護のお仕事についてる知り合いの女性がいます。

 

わたしから見て彼女はとても献身性が強くて、周りのいろんな人を気にかけて献身してるのがよく見えました。

きっと献身性が才能なんだろうなとは思うものの、自分のことはさておき、人に献身してばかりなので、
優しいけど、疲れちゃわないのかなと、思っていました。

話を聞いていると、人にやってあげることは好きだけど、やはりなんだか疲れてしまうし、
そして、人間関係もいつとも何かしら悩んでいて、パートナーシップでは私は相手を理解しようとするのに、
相手は理解しようとしてくれない。
職場でも同じような気持ちになり、人間関係もうまくいかないとのお話でした。
そして、たまに生きていても仕方がない。くらいまで落ち込んでしまうとのことでした。

ご両親のお話をなんとなく聞いてみると、とても可愛らしいお母さまではあるようなんですが、
彼女が幼少期、両親は喧嘩が多く、母親がよく泣いてるところを見ていたそうです。

幼少期の子供にとって親に愛してもらってるかどうか、親との繋がりが全てですし、
特に母親との関係性は、人間関係の根本をつくるものです。
母性は人との間で安心感をつくったり、大丈夫、と根拠ない安心感をもたらしてくれるものです。

母親が泣いていては、愛情を注いでもらうどころか、なぜ母親が泣いてるのか心配だし、不安になるし、
自分のことでいっぱいいっぱいの母親がこちらを見てくれず寂しかったし、繋がれなくて当時、とても傷づついたんだと思います。

でも幼少期にそれを感じてしまっては人はあまりに辛いので、保護本能が働き、その感情感覚を感じないようにして生きてきた、
そして、自分が母親を心配し、こちらが母親の心のケアすればいつかお母さんと繋がれるはず!
と母親に献身することで繋がってる感覚を得ようとしていたのだと思います。

実際、彼女はそんな幼少期のことをあたりまえの風景として覚えていて、
それが辛かったとは今は感じていない様でした。

いまでも、あまり外に出たがらない母親を誘って、たまに外に連れ出してあげてるそうで、
その才能である献身性を、お母さんと繋がりたくて沢山使ってきたのだろうと思います。

 

現実では、人間関係はお母さんとの関係のパターンが出るので、
人とは献身することで繋がりを持つパターンを彼女は持っていました。
私は献身しないと繋がれないというパターンなので、人にあげてばかりで自分がもらう感覚もしらないし
もらえるものとも思ってない、対等な関係性がもてなくて、大切な才能を使うのに犠牲感がでてしまって
とてもしんどくなっていたんです。

女性にとって母性はエネルギーそのもの、そしてそのままのあなたでいいよと
肯定感を感じさせてくれたり、安心感でもあるので、これがない中で人に与えて献身するのは、
それはしんどくなるし、それでも繋がれない、という再現ドラマを引き起こすので、
献身しても欲しいものは手に入らない現実が起こります。

 

彼女もそんな自分を、なにをやってもダメだと責めていましたが、もらうべき愛や母性が自分には足りてない、
そんな中で頑張って、母親に献身して、人にあげて生きてきたんですよね。
そんな傷だらけの自分を責めるのは、さらに自分を傷つける行為だからとてもしんどくもなります。

そんな安心感や親からのバックアップをもらえるない中で頑張って生きてきた自分を見てあげて、
大好きなお母さんと繋がれなくて寂しかった、つらかった傷を少しづつ思い出し見ていき、癒していけると、
その才能である献身性を、
母親との間でできた傷を埋めるために人に対して使うのではなく、自分の本質から使えるようになっていきます。
本質から与えることが出来るようになってくると、犠牲感になるのではなく、与える事、それが自分も幸せ、と感じられる様になっていきます。

そして献身しないと繋がれない、というパターンを超えて、自分も人の好意や愛情を受けとることに許可できるようになるので、とても楽に人との繋がりができると思います。

 

あなたの才能を、大好きで大切な人にまっすぐ使えるようになると思います。

 

及川純子

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カウンセラー

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