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自分の本質で幸せに生きる 〜感情があなたではない〜

こんにちは!
re:Joyinの村本明嬉子です。

今日は、

・自分らしく生きたい!
・自分がわかりません。本当の自分って?
・今の自分は、自分の全部じゃない気がするんです

というカウンセリングで、よく出て来るお話を!

私たちの心の中には、

・嬉しい、楽しい、悲しい、辛い、怒り。。。というような「感情」
・これはダメ、こうするべき、こういうもの!。。。というような「観念」
・絶対うまく行かない、嫌われちゃう、失敗する、。。。というような「エゴの声」

という、様々なものが渦巻いています。
とくに、「感情」は、日々の出来事の中で生まれ、様々に形を変えて行く、雲のような存在です。

例えば、

良いことが起これば嬉しい気持ちになるし、
友達と笑い合えば楽しい気持ちになるし、
上司に起こられたら、しょぼんとなるし、
彼氏とけんかしたら、絶望的な気持ちになるし、
店員さんに嫌な態度をされたら、怒りたくなる。

これは、内面的な出来事も同じです。

例えば、

CMを見ていて、子供時代の楽しかった出来事を思い出すとあったかい気持ちになるし、
懐かしいけど戻らない風景を見ると、ノスタルジックな気持ちになるし、
考え事をしていたら、やり残した仕事を思い出して焦る気持ちになるし、
ドラマに感化されて、昔いじめられていたことを思い出して重い気分になる。

日々の現実や内面で起きる出来事に付随して起こるのが、感情なんですね。
そして、感情って、ものすごいパワーを持っているんです。

例えば、

感情を抑圧すると、うつっぽくなります。
ネガティブな感情を発する人は、人と遠くなってしまいます。
人をいい気分にさせるひとは、人気者になります。
見られたくない感情がやってくると、パートナーでさえ遠ざけたくなります。

そんな風に、感情は私たちの行動に、とっても大きな影響を与えるんです。

女性は、男性よりも感情が豊かなので、女性のほうがより行動が感情に支配されます。

(男性上司の部下へのリーダーシップに関するご相談で多いのは、
「どうしてあげれば、女性は安定して仕事に取り組めるんですか?」
みたいな、女性の扱い方の質問が多いんです。

そのくらい影響力の大きい感情ですから、クライアントさんのお話を聞いていると、
感情こそが自分!!
と思っている方が多い
んです。

「嫉妬をしてしまう自分は嫌なやつだ」とか
「店員さんにイラッとする自分は短気でダメな人間なんです」とか
「仕事が残っていると思い気持ちになって、自分は仕事ができないんだなと思います」とか

ネガティブな感情を感じると、「自分はダメなんだ!」と、自分を判定してしまっている方が多いんですね。

でも、
「欲しいのに持ってないものを、誰かが持っていたら、嫉妬は起きるものなんです」
「日常でイラッとすることはたくさんあって、それは健全です」
「仕事が残っていたら重い気持ちになりますよね。でも、それと仕事ができないというのは別の話では?本当に仕事ができないんですか?」


とお話していくと、皆さん、「そんなに私、悪い人間じゃないかも。。。」っておっしゃいます。

つまり、感情って、良いも悪いもなく、その時々で出て来るお天気のようなものなんです。
晴れの日も、雨の日も、曇りの日もある、みたいな。

なので、感情はあなた自身ではなく、あなたを構成する一部でしかないんですね。
いろんな感情があるから、毎日がカラフルになって、人生が豊かになります。

よく、「感情の波乗りが出来るようになると、人生は楽になりますよ」とカウンセラーは言います。

もし、ネガティブな感情になるたびに、それを責めている自分がいたら、
「これは、私そのものではない」
「だから、感情を楽しんでみよう!」

と思ってみて下さい。

そうすれば、ハッピーになることは、あなたが思うより簡単なものなのかも、と思えるかもしれません。

村本明嬉子

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