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愛を感じるためには安心が必要。「言えないことがない安心」が愛のカップを創る

こんにちは。
リジョインの村本です。

今日は、一生愛が続くパートナーシップ、「愛のカップ」を作るために、一番大切なもののお話。

愛を感じるためには安心が必要。「言えないことがない安心」が愛のカップを創る

夫婦が愛でつながっているためには、安心感が必要です。
安心感の中でしか、愛は循環しません

だから、夫婦が愛のカップでつながるには、安心感が必要不可欠なんですね。

「一生愛が続く」パートナーシップとは、愛が循環して、心の中にある愛のカップが満たされること。
そうすれば、外側の何かではなく、ずっと心の中に「確かに愛し合っている」という確信が生まれます

◆「一生愛が続く」パートナーシップ

一生愛が続くパートナーシップへの10項目 〜女性という命を生きる10の質問〜

この質問にも、トップに安心がきています。

夫婦が安心感の中にいるためには、「壁」がないことが大切。

壁がない関係とは、「言えないことがない」関係であること。

言えないことがない、なんでも言えるし、受け入れてもらえる。
これだけで、夫婦の間に絶対的安心感が生まれるのです。

逆に、言えないことがあると、それは壁になります
壁のある、つまり言えないことがある関係には、恐怖が付きまといます

もしバレたら。。。
呆れられる、軽蔑される、嫌われる、捨てられる、

実はこれって、とてつもない恐怖なんです。
自覚があってもなくても、24時間、2人の間に緊張を作ります

人の精神は緊張から逃れようとする機能がありますので、言えない緊張から逃げたくなります。
そうすると、
・なぜかパートナーがいないと安心する
・1人の時間がたくさん必要
・夫が残業で遅いとホッとする
そんな風になります。

愛のカップにヒビが入って、愛がこぼれ落ちています。。。

「言えないこと」が作る壁で2人に隔たりができると、2人の関係は「役割」になります

役割の関係は、愛が循環しないから心がカラカラになって、愛の乾きは怒りになり、やがて、2人の間の諍いへと発展します。

「言えないことなんてあるもんでしょ」
「これは、彼にバレてはこまる」

そんな心当たりがある方は、2人の関係は役割になっているかもしれません。

「なんでこんなに、彼の顔色を伺うんだろう」
「なんか、緊張感がある」
「彼がいないとホッとする」

そんな感覚に心当たりがある方は、もしかしたら、心の中に言えない隠し事の声があるのかもしれません。

言えない隠し事がある、ということに気づいていない人もたくさんいます。
・本当はやってもらいたいと願っていること
・実はやめてもらいたいこと
・相手に聞いてみたいこと
・知ってもらいたいこと
など。

カウンセリングで、「これ、言えない隠し事になってるから、伝えてみたください」という課題にチャレンジすると、
「ひっかかっていたのはこれだったのか!」と、愛が循環してびっくりする人多数です。

愛のカップは作るもの、言えないことがない関係を目指しましょう!

絶対に受け入れて欲しいと思えば思うほど、伝えるのは怖い

どうしても、受け入れて欲しいもの。
それは、あなたにとってそれくらい大切なこと。

誰にもわかってもらえなかったけど、ずっと大切にしてきた宝物かもしれないし、
本当に傷ついて、今も血が流れていて、そっと、丁寧に、大切に触れてもらわないと痛くてしょうがないものかもしれないし、
これを叶えてもらえなかったら、一緒にいる意味や生きてる意味がなくなっちゃうくらい大切なことかもしれない。

だから、受け入れてもらえなかったら、死ぬほど傷ついちゃう。
傷つくのは怖い、だから、言わない。

夫が更新したブログに、
「繋がりたい思いの真逆は、つながれない痛みだけど、痛みを怖がって、つながらないというのは存在しない。
不老不死の薬はないし、絶対に安全な人生なんてない。」
という一節があります。

この世界に絶対の安全はないから、リスクは伴います。
リスクを超えて、パートナーとつながって、愛のカップを作るか。
リスクを避けて、役割で生きていくか。

ここで、生き方、人生の選択がやってくるのです。

でも、ちょっと冷静になってみて

そんなお話をしていると、いつも突っ込みたい思いに駆られます。

「結婚して、○年も連れ添って、あんなエピソードも、こんなエピソードもあって、
不器用ながらにご主人は愛を示してくれてますよね。

このことが、どれくらい自分にとって大切で、ちゃんと聞いて欲しいかをまっすぐ伝え、
向き合って欲しいとお願いして、
それでも、ご主人は受け入れず、冷たい態度をとると思いますか?

第3者の目線で、ちょっと俯瞰してみてください。」

例えば、伝えることが犯罪だったり、「これは、躊躇しちゃいますね。。。」というものならわかります。

でも、大抵は、過去の失敗だったり、自分が変だと思っていることだったり、なんです。

恐れのある場所ではニュートラルな判断はできないものですが、
恐怖が必要以上に増大して、まるで妄想みたいになって、
その恐怖で、本当は愛のカップを作れるのに、役割で一生を生きていくのは、もったいないことだなと、
いつも夫と話しています。

あなたはどうでしょうか?

愛のカップに、子供が浸かる。子供の目線で、自分を見てみてください
それが、「愛の定義」

子供が生まれると、夫婦の愛のカップには、子供が浸かります。
ホッカホカの温泉みたいに、あったかくて、自由で満たされている、絶対の愛されている安心感。

そんなカップに子供をつけてあげたいと、きっと親はみんな望みます。

役割のつながりは、ひび割れたカップから、愛が漏れて、寒くて、影があって、緊張で体がぎゅっとなります。
親が安心してないのだから、子供が安心できるわけはありません。

このカップを作るには、あなたの勇気が必要です。
リスクを冒して、パートナーとつながる勇気。

人は自分のためには、あまり頑張れません。
でも、子供のためには、計り知れないパワーが出てくるもの。

子供の位置(今いる子供、またはこれから生まれてくる子供)の位置で、
子供を持たない方はパートナーの位置で、
今の自分とパートナーを見てみてください。
そこからのViewが、あなたに勇気をくれるはず。

そこから、「こんな私になる!」と決断したものを、「愛の定義」と呼びます。

あなたの愛の定義を見つけてください。
どんな愛を、大切な人にあげたいですか?

愛の定義を知るエクササイズ

壁のある自分を、自分以外の近しい人からどう見えているか、
どんな人生を生きて生きたいか、どんな愛でいたいのか、
を知るエクササイズをしてみましょう。

<子供から見る編>

壁=隠し事・言えないことがある自分と、その隣にパートナーがいます。

その両親を、子供の位置から見てみてください。
どんな感じがしますか?

次に、ちゃんとコミュニケーションして、言えないことがない、壁のない両親として、子供の位置から見てみてください。
どんな感じがしますか?

<パートナーから見る編>

壁=隠し事・言えないことがある自分と、その隣にパートナーがいます。

自分を、パートナーの位置から見てみてください。
どんな感じがしますか?

次に、ちゃんとコミュニケーションしようとしている自分、
言いづらいことを、2人の愛のために、恐怖を超えて伝えようとしている自分として、パートナーの位置から見てみてください。
どんな感じがしますか?

とある人の例

友達に相談されたことがあります。

友達は、すでに2人の男の子を育てていたのですが、子供好きの彼女はもう1人欲しい。
以前、何気なく3人目の話をしたら、「でもお金がないし、3人目も男の子だったら大変すぎる」と、ご主人は賛成ではない雰囲気だったそう。
彼女は、子供を作るにはリミットが近づいていて、でも、Noと言われるのが怖すぎて、悩んでいる、とのことでした。

私は彼女に、

「そんなに怖くなるくらい、子供、本気で欲しいんだよね。

でも、まだちゃんと話してないんでしょう?
○子がそんなに子供が欲しくて、そんなに悩んでること、ご主人は知らないんだよね。

怖いのはわかるけど、今言わずに、一生1人で抱えて、1人で3人目にチャレンジしなかった後悔を抱えていくってことは、
そこは、一生ご主人と溝ができちゃうよ。

それってご主人も寂しいんじゃないかな。

それに、子供たちからみても、その溝は感じるんじゃないかな?

今話し合わないでタイムリミット来ちゃったら、話すチャンスはなくなるし、
仮に話しても、責める感じや、責められる感じが出たり、未来のない暗い話になっちゃうよね。

そんなに悩んでるくらい3人目が欲しいって、真剣に伝えて、とことん話し合ってみたら?
諦めるにしても、頑張るにしても、2人が手を繋いで納得することが大切だよ。」

と伝えました。

最初は、でも。。。だって。。。と言っていた彼女ですが、最後には、

「このまま話さなかったら、何も確かめずに、自分の中で勝手に彼のこと嫌いになっちゃうね。
10年連れ添って、2人も育ててきたんだから、ここは頑張ってみるわ!」

と言ってました。

彼女は、今、不妊治療に取り組んでいます。

愛はナマモノ!!意識的に育ててあげてください

このエクササイズはとっても重要です。
なぜなら、自分がどう生きたいか、どんな夫婦でいたいか、を決めることができるから。

愛はナマモノだから、毎日ちゃんと手入れして育ててあげる必要があります

何も考えず過ごすと、壁ができて、役割になって、カップが割れて、愛が漏れて、カラカラになって、距離を置いて。。。
知らない間に腐ってしまいます。

だから、自分がどんな夫婦でいたいか選び、意識的に関係をつくる必要があるのです。

その作業は、ちょっぴりリスクが伴いますが、だからこそ、いつもフレッシュな愛が循環するのです。

今、世の中が大変ですが、どんなことが起きても、夫婦や家族が愛でつながって笑っていられることが、人生で一番大切なこと。
これを身につけると、そんな愛でつながる関係を、自分の手で創ることができます。

愛を育てることができるあなたになってください。
その恩恵は計り知れません!!

村本

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