ブログ blog

無事出産しました!

こんにちは。
村本です。

前回のブログに、様々なメッセージ、ありがとうございました。

「停滞している場合じゃない!私も前に進みます!」
の言葉が、とても嬉しかったです。

6月21日(月)に、次男、そらが、無事、誕生しました!

促進剤かと思いきや、入院した日の夜中1時半から自力で陣痛が始まり、月曜朝8時半に出産となりました。

生まれるまでは、安産でしたが、その後が、まさかの?やはりの?、前回の悪夢再来か?!となりまして、
またもや、夫を泣かせることになりました。

生まれるまでは、とてもよかったんです

前回は、陣痛促進剤で、4、5時間いきみ続け、疲労困憊だったので、
今回はソフロロジー的な、静かなお産にしたいなぁと思っていました。

入院していた病院の方針が、そもそもそういう設定だったようで、薄暗い中で、静かな音楽が流れ、
自分の体が起こす陣痛の波に乗っていく、静かで緩やかな時間の中で、お産を進めることができました。

人間はもともと、洞窟に籠もって、自分に集中できる環境でお産をしていたそうで、
それに似た環境を再現しているそうなのですが、本当に、自分の体の声だけに集中することができました。

陣痛の合間の3分間の間は、究極の瞑想状態で、とても心地よい眠りの中にいました。

付き添っている夫は、もはや、蚊帳の外。
前回は、腰を摩ってもらったり、「がんばれー」と声をかけてもらったり、大活躍だったのですが、
今回は、ひたすら内輪で仰ぎながら、しずかーーーにしていました(笑)

終盤の陣痛は、痛すぎて「陣痛よ来るなー!」とか、「帝王切開でもいいかも」とか、弱音吐きまくりでしたけど、
終わって覚えているのは、不思議と「気持ちよかった」感覚だけなんですね。

だから、女性は何度も出産できるのでしょうね。
この体験は、本当によかったなと思います。

譲れない母さんとオキシトシンの関係

最後のほうは、「この弱音は譲れない母さんではないではないか!譲れない母さんがんばらねば!」と思うのですが、力が入らない!
どうしたものか。。。と思っていたところ、
最後の最後で、陣痛促進剤をほんの少し足してみたら、とたんにパワーが出てきて、譲れない母さん出現!
二踏ん張りしたところで、そらが誕生しました。

オキシトシン恐るべし!!
(陣痛促進剤とは、オキシトシンなのですね)

オキシトシン、すなわち、触れ合いや愛着形成で発されるオキシトシンと、
譲れない母さんは大いに関係があるのだなぁと、身を以て体験しました。

「私、譲れない母さんが行方不明なんです」
という言葉をよくお聞きしますが、やはり、愛着形成時のマルトリートメントに着目してあげることが大切なのかもしれません。

また、愛着形成時のマルトリートメントをリカバリーするのは、パートナーシップでの繋がりしかありません

「譲れない母さんがいない!」と苦戦している方は、パートナーシップでの安心のつながりを目指してくださいね

*パートナーとの安心のつながりチェックはこちらを参考にしてください
プレシャスWANTを叶えるセンサー

その後がまさかの事態に。。。

生まれた後、カンガルーケアでソラを抱っこしながら、出血大丈夫かな〜?と思っていたら、やっぱり胎盤が出てこない!
ちょっと騒がしいかな?と思っていると、激痛がやってきて、動かないでと言われても、麻酔なしには無理です〜
とやりとりしている間に、麻酔で眠りにつきました。

次に起きたのは2時間後。

前回もお世話になった救命の先生がいて、「子宮内反」なる症状により、3リットルの輸血で、助かったというお話でした。

またもや、夫は、騒然とする現場に居合わせ、輸血が大量に運ばれて来た時には、恐怖でめまいがしたそうです。
冷や冷やしながらソラと待ち、「大丈夫です」と言われた時には、涙したとのこと。
そりゃそうだ。

前回のこともあったので、今回は、事前に自分の血をためておく貯血をし、
陣痛が始まった時点で輸血用ルート(点滴の針をあらかじめ刺しておく)を3本取り、
様々な機器をすぐに使えるように準備してもらっていたため、3リットルで済んだそうです。

そうじゃなければ、すぐに6リットルとかになってしまうそうで。。。!!!

助かって、よかったです。

私、頑張ったね。ありがとう。

その後のお話で。。。

癒着胎盤、子宮内反、となると、次回も70〜80%の確率で、出血を起こすそうで、
その場合、必ず命を助けられる保証はないとお話がありました。

つまり、次回の妊娠はおすすめしないと。

そうかー、そりゃそうだよなー。と思いつつ。
3人ほしいという希望があったので、寂しい気持ちになりました。
これが、最後の出産になるのか。。。と。

夫とは、はっきりと決めず、どうするか、どうしたいかの気持ちをゆっくり時間をかけて見て行こう、と話しています。

でも、なんだか、ここでひと段落、やり切った気持ちににもなっています。

もともと、今回の妊娠は、「どうしても、リョウマに兄弟を!」という思いでした。
二人とも高齢ですから、私たちが居なくなったあと、リョウマを一人にするわけにはいかないという思いが強かったんですね。

でも、男の子が二人になった時「この二人なら、私たちがいなくなった後も、二人で協力すれば、どんな局面も超えていける!」
という感覚になりました。

あとは、人間の本能の中にある「兄弟の絆」という本質を壊さないように、二人がしっかりと絆を感じられるように、
親としてサポートして行きたいと思っています。

そう思ったら、私の子宮は、ひとつミッションを終えたのだなと。
「がんばったね、私」と、思ったのです。

もし、過去世というものがあるとしたら、
私の魂が、何十回も産まれて、たどり着きたいのにたどり着けなかった場所があって、
その場所が、ここじゃないかな?
という感覚になりました。

夫に守られる安心の中で、ただただ可愛いくて愛おしい気持ちで子供を育てる、プレシャスな感覚が続く場所

何度もチャレンジし続けて、頑張って来た自分が何十人かいたとして、
その全員に、「頑張ったね、私たち!ありがとう!」
と言いたいような気持ち。
何十人かの私も、「ありがとう」と言ってくれているような感覚。

そんな気持ちになりました。

***

真田ファミリーの船が4人になって、いろんなことが起こると思うのですが、とにかく、愛で繋がって進んでいく!と、夫と私は決めています。
新しい旅は、どんな景色が見れるのか、とっても楽しみです。

いつも、全力で愛を送ってくれる夫と子供に、心から感謝しています。
新しい真田ファミリーをよろしくお願いします!

*このブログを読んだ夫の感想は、私が眠っている間の、命に向き合う壮絶さは、これじゃ伝わらない!ということで、
夫の体験を後日アップするそうです(笑)楽しみにお待ちください。

村本明嬉子

カテゴリー

カウンセラー

ページトップへ

ページTOP