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結婚までたどり着けない我慢の恋愛ばかり ~与えるパイプと受け取るパイプ~

こんにちは。
リジョインの村本です。

今回は、最近のパートナーシップについてのカウンセリングの中で、よくしているお話を。

不倫、三角関係、はっきりしない関係、結婚をはぐらかす。。。ダメンズとばかり恋愛してる

不倫関係
三角関係
体の関係はあるけど、付き合ってるのかはっきりしない
お付き合いしているのに、結婚の話になるとはぐらかされる
向き合って話しても、ちゃんと返事をしてくれない。。。

こういうお付き合いから脱出したいんですが、どうしてもダメンズばかり好きになります。。。泣

もちろん、人によってケースバイケースではありますが、こういったケースのご相談をお聞きしていると、
浮かび上がってくるのが、「与える量」と「受け取る量」のアンバランスです。

パートナーシップに与える量と受け取る量のバランスが大切なことは、先日の記事でお伝えしました。
パートナーシップは受け取る量と与える量のバランスが大切 ~ずっと心地いい関係でいるために~

パートナーシップは受け取ると与えるのバランスが大切です。
これがアンバランスだと、パートナーシップは続かないんですね。

ダメンズと付き合っちゃう人は、与える量に対して、受け取る量が少なすぎる場合が多いのです。
つまり、与えすぎてる状態、相手が甘えている状態なんです。

ちゃんとあなたが向き合っているのに、相手が向き合わないというのは、
あなたが我慢している=与える量のほうが多い
となるのです。

「向き合う」作業というのは、相手を大切にする作業、愛を与える行動なんです。
興味のない人と向き合おう!とは思いませんよね。

大前提として、あなたが彼に向き合っていることが必要です。
向き合うとは、怒ったり、引きこもったりせずに、自分のWANTをまっすぐに伝えているということ。

あなたも向き合っていないのに、向き合ってくれない。。。と嘆いている場合は、
また別の問題(再現ドラマ)が隠れています。

これで我慢できていることが問題

あなたが向き合っているのに向き合ってくれない、我慢を強いられる「与えすぎの状態」の人は、
「つらい」と言いながらも結構長い期間、その状態が続いている傾向があります。

また、恋愛履歴をお聞きすると、そういったパターンの恋愛を繰り返していることも多かったり。

つまり、この状態に慣れ親しんでしまっているので、辛いし愚痴もでつつも、我慢できてしまっているんですよね。

そして、その「我慢できている」ことが問題なんです。

これは、「自己価値」の問題なのですが、自己価値が低いと、その状態がしっくりきてしまい、気持ちは辛いんだけど長く続いてしまうんです。

耐えられてしまっている時点で、「大切にしてもらう」回路、つまり「受け取るパイプ」が壊れています

相手から大切にされることを学ぼう

ここまで当てはまってきた方は、まず、「大事にされる」ことを知りましょう

大切にされることをちゃんと感じられていれば、

自分が向き合っているのに向き合ってもらえないことや、
長い間の三角関係や、
はっきりしない関係、
自分のWANTが聞き入れられない関係

には耐えられなくなります

「大切にしてもらう=受け取る:練習をして、受け取るパイプを広げ、与える量を受け取る量のバランスを整えましょう。

受け取るパイプのつまりは幼少期からくる

大切にされることがわからない、
受け取り方がわからない、

こういった受け取るパイプが詰まっていることで起こる症状は、幼少期からくるものです。

パートナーシップは受け取る量と与える量のバランスが大切 ~ずっと心地いい関係でいるために~

ここでもお伝えした通り、幼少期の「ただただ受け取る」時期に、きちんと受け取る体験をしておかないと、
受け取るパイプが閉じたままになってしまいます。

例えば、幼少期、親の愚痴の聞き役になっていたり、我慢が当たり前だったり、家族のバランス調整役になっていたりすると、
自分が受け取ること、話をきいてもらったり、言いたいことを言ってやりたいことをやったり、
嬉しかったことに両親の心からの笑顔が帰ってきたり。。。

受け取る経験がなさすぎると、受け取るパイプが育たないんですね。

そうすると、「受け取らない状態」が当たり前になります

アフリカの子供がお腹いっぱいを経験したことがないから、「お腹いっぱいって何?」っていう状態と同じ。
サーカスの像が、小さい頃足枷に繋がれて「自由に歩くことはできない」と経験すると、それが当たり前になって、
大人になって、本当は簡単に足枷を抜くことができるのに、抜いてみようという発想が浮かばない状態と同じ。
です。

だから、まずは「大事にしてもらう」感覚を学ぶこと。
「受け取るパイプ」を育てること。

そうしたら、向き合っているのに逃げられてしまうことに、いい意味で耐えられなくなります。
そ今の関係に耐えられなくなると、2人の関係を変えるために働きかけるか、別れるかするしかなくなります。

そして、好きセンサーが「大切にしてくれる人」に向かい出します。

この「受け取るパイプ」は大切にされる体験が大切なんです。
頭で理解するだけでは、映画を見るだけでは、受け取るパイプは開かないんですね。

この体験はイメージワーク、またはコンステレーションなどのセラピーで可能になります。
セラピーは、幼少期あるはずだったものが得られていない空白の場所へ、本来あるべき体験をそそぐものなのです。

恋愛を何度も繰り返して、受け取り、大切にされることを学んでいくと、時間がもったいないと、私は思います。
特に、子供が欲しいと思っている30オーバーの方は、時間が勝負
ぜひ、セラピーを活用して、欲しい現実をなるべく早く手に入れて、たくさん楽しんでくださいね!

村本明嬉子

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