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あなたの中にある3つの「性」 〜 その3「親としての自分:母性/父性」 〜

こんにちは。
リジョインの村本です。

私たちの心の中には、3つの性があり、リジョインでは、これを「L3S」と定義しています。
この3つの性について、数回に分けてお話していきます。

これまでの記事
・あなたの中にある3つの「性」 〜 その1「チャイルド性」 〜
・あなたの中にある3つの「性」 〜 その2「大人としての自分:女性性/男性性」 〜

3つの性とは

3つの性とは、
・チャイルド   :少女性/少年性
・大人としての自分:女性性/男性性
・親としての自分 :母性/父性
のことです。

この3つの性がパートナーシップを形成するカギであり、子供の心を育てるカギになります。

前回に引き続き、今回は、「親としての自分:母性/父性」についてのお話です。

親としての自分:母性/父性

大切な子供たちのために、心・体・経済を守り、育み、個性を守りながら社会を教え、才能を伸ばす。
ただただ、子供達の未来が幸せであることを、全身で願う
子供のためなら、自分のことを当たり前に犠牲にできてしまう

これらは、父性と母性から来るもの。

男女としての二人が、すべてを受入れ合うものだとしたら、父性と母性においては、
助け合い、リスペクトしながらも、子供にとってよくないことは、お互いに注意しあい、高め合う存在となることができます。

「自分のために超えられないことも、子供のためならできる」
自分の限界を超える偉大な自分は、父性と母性からくるのです。

「夫元気で留守がいい」から、子供のために夫へ介入した、
愛を譲れない母さんのお話

息子の子育てのお悩みでカウンセリングに来たCさん。

お話を聞いたところ、

わんぱくで男性性の強い息子さんの子育てをしていると、時々、息子のパワーに怖くなってしまい、
距離を置いたり、怒ったりしてしまいます。
男の子だから、わんぱくでいいし、息子が悪いと思わない。
自分が怖いからって、しかって、蓋をしたくないし、自分のパワーを悪いものだと思って欲しくない。
でも、自分じゃ受け止めきれてあげられない。

「それって、ご主人の出番では?父親の役割で、あなたはできなくて当たり前ですよ。」

とお伝えすると、納得しつつも、夫婦の話となると、ペースダウン。

「夫との間は、完全役割で割り切っていて、離婚しようとは思わないけど、出来るだけ家の外で仕事をしていてほしい。」
とのこと。

夫といると何が起きているのか、夫婦関係について分析していくと。。。

夫といると、いつも夫の気配を気にしてしまうし伸び伸びできない、とのこと。

「それはつまり、ご主人が怖いんですよ。」とお伝えすると、最初は「?」だった彼女も、だんだんと、
自分は夫だけでなく、すべての人に大して気配を伺っている、子供に対してもやっているかも。。。

と、いつも、警戒センサーを張り巡らせていて、
人がいるとリラックスできないことが判明
しました。

でも、幼少期からずっと、当たり前に警戒センサーで生きてきたから、これが「緊張」であり、「恐怖」なのだと、
理解できなかったのですね。

この「緊張」から、夫婦二人がリラックスすること。
自分が息子のパワーを受け止められない時は、夫に助けを求められるようになること。
この時に、「夫の顔色を見る=息子に我慢させる=息子の男性性が育たない」ことを理解すること。
子供に我慢をさせなくていいように、二人がつながって協力できること。

つまり、夫婦の愛を循環させること!

これが、息子を救うカギだと理解したCさん。

「夫と二人の人生だったら、このままいくと思います。不自由ないし。
何より、夫に繋がるのが、怖くてしかたないです。
でも、子供のためならやります!!」

と、自分の緊張の理由を掴み、

「自分は、こういう理由で人との間で緊張していて、それは、あなたとの間でも起きている。
実は、距離があったほうがいいと思って、役割に徹して生きてきた。
でも、子供のために、私はこれを超えたいし、あなたとの間でリラックスしてみたい」

と伝えました。

「俺は何をすればいいの?」
「わからない。。。」

そこから、二人の模索が始まり、夫は「こういう言動は、妻を緊張させるのか。こう言ってあげると、安心するのか。」
という、二人の辞書を作り始めました。

結果、ご主人は、奥様を「かわいい」「妻の安心を守りたい」と思うようになり、
奥様は、人との間で安心することを初めて知った
のです。

二人の間がリラックスすることで、自分のしたい子育て、助けてもらいたいことを、ご主人に伝えることができるようになりました。

「息子が怖い時は、俺をよんでな」
と、息子の「男」には、ご主人が「男」として関わるようになり、息子さんは生き生きしてきた、と奥様がおっしゃっていました。

奥様も、「全部自分でしなくていい、怖い時は夫が助けてくれる」という安心感によって、
今までよりもずっと、「子供がかわいい!!」という気持ちになれたそうです。

ご主人が父性で家族を守って土台を作った結果、奥様の「母性」が伸び伸びと発揮されたということです。

「子供」という掛け替えのない存在が教えてくれる父性と母性というエネルギーは、「個」を超えることができる、
とても素晴らしいパワーを持っています!!

***

ぜひ、あなたの父性と母性を開いてくださいね!

次回は、「チャイルド ×「母性/父性」のお話です。

村本明嬉子

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